メンズ男性用白髪染め

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白髪染めは薄毛になる原因?

白髪は気になるけど、白髪染めを使って髪の毛が薄くなってしまうのは絶対に避けたい!
多くの男性がこんな思いをお持ちではないでしょうか。

 

それでは、白髪染めを使っていると本当に薄毛になるのでしょうか?

 

答えを最初に書くと「白髪染めは間接的に薄毛の原因になる」と言えます。

 

白髪染めに含まれる成分は、あくまでも髪を染める働きをするだけで、直接的に頭皮や毛根に何らかの作用を及ぼすことはなく、薄毛の要因になることはありません。

 

ただ、白髪染めをお使いの方であればお分かりだと思いますが、白髪が多く、一番しっかりと白髪ケアしたい場所が髪の根元の生え際です。この生え際をきちんと染めようとすれば、どうしても染料が地肌にも付着してしまいます。

 

白髪染めを使って、頭がかゆくなったり赤く腫れたりすることがありますが、それは一種のアレルギー反応です。染料が地肌に付着することで、アレルギー反応を引き起こしてしまうことがあります。

 

定期的に同じ白髪染めを使っていても、使用してきた回数やその日の体調によって、急にアレルギー反応が出る場合もあります。そのため、ヘアカラーやヘアダイなどの白髪染めは、使用するたびに必ず事前のパッチテストが必要になります。

 

アレルギー反応で頭皮が炎症を起こしてしまうと、頭皮の血行が悪化し、髪にまで栄養が行き届かなくなります。つまり、白髪染めを使うことで頭皮環境を悪化させてしまうことがあり、間接的にですが薄毛の要因になってしまうことがあるのです。

白髪染めによる髪や頭皮への影響

髪の毛というのは、下のイラストのように、外側から中心に向かって3つの層から成り立っています。一番外側をキューティクル(毛表皮)、中間部をコルテックス(毛皮質)、中心部をメデュラ(毛髄質)といいます。

 

髪の構造

 

真ん中のコルテックスは、髪の大半85~90%を構成している部分で、このコルテックスの状態によって、太さや硬さ、髪の色などの髪質が決まります。

 

一番外側のキューティクルは、鎧のように毛髪の表面を覆い、髪の内部組織であるメデュラやコルテックスを外部刺激から守っています。髪が傷んでキューティクルが剥がれると、コルテックスからタンパク質や水分が抜けだしてしまい、髪のツヤがなくなったりパサついたりといった髪トラブルの原因になります。

 

白髪染めにも種類があり、それぞれ髪や頭皮にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

ヘアカラー(ヘアダイ)

ヘアカラー

ヘアカラーは、アルカリ剤でキューティクルを開いて、コルテックスにあるメラニン色素を分解・脱色した後で、浸透させた酸化染料と過酸化水素を化学反応させることで髪を染める仕組みです。

 

一度できれいに染まり色持ちも長いというメリットがある反面、髪を染める仕組み上、髪の毛へのダメージは非常に大きくなります。

 

ヘアカラーに使われている過酸化水素が頭皮に残留すると、皮脂を酸化させることで頭皮環境の悪化要因になります。酸化した皮脂は過酸化脂質という物質に変化し、抜け毛や薄毛、さらには白髪の原因にもなってしまいます。

 

また、ヘアカラーに使用されているジアミン系の酸化染料はアレルギー要因になる成分で、頭皮に付着することで炎症を引き起こすなど頭皮環境の悪化要因になります。

 

ヘアカラー(ヘアダイ)は、薄毛の原因に“なりうる”白髪染めと言えます。

 

ヘアマニキュア

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは、髪の表面付近に染料を付着させることで髪を染める仕組みです。

 

キューティクルを開くこともなく、またメラニン色素を分解することもないため、髪へのダメージはほとんどなく安心して使うことができます。

 

使われている染料もタール色素などの酸性染料が多く、頭皮に付着してもアレルギーリスクが少なく、頭皮環境を悪化させる心配もほとんどありません

 

その分、色持ちは短いですが、ヘアマニキュアは薄毛の原因とは“なりにくい”白髪染めと言えます。

 

ヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメントも、ヘアマニキュアと同じく、キューティクルを開くことなく、髪の表面付近に染料を付着させることで髪を染める仕組みです。

 

髪へのダメージはほとんどないことに加え、トリートメント成分が配合されていますので、傷んだ髪を補修したり、保湿する効果も期待できます。

 

使われている染料は塩基性染料とHC染料が多く、頭皮に付着してもアレルギーリスクが少なく、頭皮環境を悪化させる心配もほとんどありません。塩基性染料とHC染料は、比較的新しい染料ですが、現時点で最も安全性の高い染料と言われています。

 

トリートメントタイプには、ヘアカラートリートメントのほかにも、シャンプー替わりに使う白髪染めシャンプー(カラーシャンプー)やリンス替わりに使うカラーリンスなど種類がありますが、いずれも薄毛の原因とは“なりにくい”白髪染めと言えます。

 

 

▼それぞれの白髪染めの特徴はコチラの記事も参考にしてください。

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薄毛にならないための白髪染め選び

薄毛を気にする男性

薄毛は頭皮の健康状態と密接に関わっています。頭皮の健康状態が悪化すると、髪の成長のために必要な栄養を十分に送り届けることができなくなります。

 

薄毛対策として頭皮は常に健康でありたいですが、刺激の強いヘアカラーは髪を黒く染めることはできたとしても、頭皮環境を悪化させてしまう恐れがあります。

 

ヘアカラーで一時的に白髪を改善できたとしても、頭皮環境の悪化でさらに白髪や薄毛が進行してしまう可能性もあります。

 

「頭皮に悪影響を与えずに白髪ケアをしたい」「薄毛を進行させないように白髪染めもしたい」という場合、白髪染めなら何でも良いというわけではありません。それではどのように白髪染めを選んだら良いのでしょうか?

 

髪や頭皮に優しいトリートメントタイプを選ぶ

薄毛や抜け毛の気になる方は、薄毛の原因と“なりにくい”成分を使用した、ヘアカラートリートメントや白髪染めシャンプーなどのトリートメントタイプの白髪染めを選ぶことをオススメします。

 

これらは髪や頭皮への負担が少ないので安心して使うことができます。

 

白髪染めの効果だけを比較するならば、ヘアカラーのほうが手軽に染まりますし色持ちの効果も長持ちします。

 

しかし、その反面、先ほど述べたように髪や頭皮への刺激も強く、使われる成分や髪を染める仕組み上、髪や頭皮へのダメージは避けられません。

 

年齢とともに白髪だけではなく、抜け毛・薄毛・髪の細りなど、髪の悩みはどんどん増えていきますので、髪や頭皮へのダメージは少しでも避けておきたいところです。

 

その点、ヘアカラートリートメントや白髪染めシャンプーは、ヘアカラーと違い髪や頭皮を傷める成分が入っていませんので安心して使うことができます。

 

さらに、パラベンなどの保存料、シリコーン、鉱物油、人口香料など、少しでも頭皮への刺激要因となる添加物が使用されていない無添加タイプのものを選ぶとより安全に使用することができます。

 

トリートメントタイプの特徴でもありますが、トリートメント成分が配合されていることで、髪や頭皮を傷めずに白髪を染められるだけではなく、反対に白髪染めをするたびに髪をトリートメントする効果が期待できます。

 

ヘアカラーのように染めた後に髪がギシギシときしむこともなく、髪がサラサラでふんわりボリュームアップするものもあります。

 

フコイダンが配合された白髪染めを選ぶ

育毛効果が高いとして今注目を浴びている成分が「フコイダン」です。昆布のネバネバ成分の元ですが、タカラバイオの研究により、ガゴメ昆布などフコイダンには、毛母細胞の増殖を促進し、髪の成長期を維持することで、育毛に繋がるタンパク質の生成を促進する働きがあることが分かっています。

 

それ以外にも、フコイダンには、育毛作用だけでなく抗酸化や保湿作用、バリア機能の修復などさまざまな効果があると言われています。

 

フコイダン配合の白髪染めは、フコイダンが髪の成長因子に働きかける育毛効果もあり、同時に髪を自然に染めてくれるということで薄毛が気になる男性にもピッタリです。

 

さらに髪へ与える効果は育毛だけではありません。フコイダンは髪にコシやハリを与える効果も期待でき、髪を健やかな状態へと近づけてくれます。天然成分なので髪や頭皮にも優しく、繰り返し使用しても刺激が少ないので安心して使用することができます。

 

利尻昆布を使った利尻ヘアカラートリートメントをはじめ、最近販売されているトリートメントタイプの白髪染めの多くにはフコイダンが配合されています。

 

健康な髪が生えるためには頭皮も健康な状態にしておくことが重要です。
白髪染めは、使い始めれば長い付き合いになるもの。髪や頭皮をいたわりながら染められる白髪染めを選びましょう。

 

ヘアカラートリートメント?白髪染めシャンプー?

トリートメントタイプの白髪染めを選ぶとき、ヘアカラートリートメントを選ぶか、白髪染めシャンプーを選ぶか、と迷うこともあります。

 

どちらも抜け毛や薄毛など髪の悩みをもつ男性に使いやすい白髪染めですが、それぞれに特徴がありますので、どちらが自分の使い方に合っているか見ながら選びましょう。

 

ヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメント

 

  • シャンプー後のトリートメント替わりに使う
  • 1回目から髪に色が入り2~3度の使用で白髪が目立たなくなる
  • 髪に塗ったあと5~10分ほど放置する時間が必要
  • 徐々に色落ちするので1~2週間に一度程度染め直しが必要
  • トリートメント効果の高いものが多い

ヘアカラートリートメントは、染毛力・トリートメント効果を重視する男性向け
トリートメント成分もしっかり浸透しやすいので、髪の細りや抜け毛が気になる男性にはオススメですが、定期的な染め直しが必要。

 

薄毛が気になる男性におすすめヘアカラートリートメント

 

白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプー

 

  • 普段のシャンプーに替えて使うだけで手間がない
  • 数度の使用では髪に色が入らず、髪に色が入るまで2週間ほど必要
  • シャンプーをしたあと放置時間は不要、すぐに洗い流せる
  • 毎日使うので色落ちせず、生え際の白髪も目立ちにくい
  • カラートリートメントに比べるとトリートメント効果は弱い

白髪染めシャンプーは、手間の少なさを重視する男性向け
シャンプーをして洗い流すだけで白髪染めができるので、手間や時間を惜しむ男性にオススメ。すぐに洗い流すのでトリートメント効果はカラートリートメントに比べれば弱め。

 

薄毛が気になる男性におすすめ白髪染めシャンプー


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