白髪染めで男性が白髪を染めるときには、多くの男性はブラック(黒色)かブラウン(茶色)で選ばれると思います。

 

特に会社にお勤めであれば、元の髪色が黒色～濃い茶色の方が多いと思いますので、白髪染めもブラック系のカラーを選ぶ方が多いようです。

 

ブラック系のカラーは一見無難なように思われるかもしれませんが、ブラックが全ての男性にオススメの色だとは言い切れません。

 

同じブラックを選ぶにしても、ヘアカラーやヘアマニキュア（ヘアカラートリートメント）それぞれ染まり方にも違いがあるため、選ぶ白髪染めによっても色の選び方が変わってきます。

 

今回は、ヘアカラー・ヘアマニキュアそれぞれでブラックカラーの白髪染めを選ぶときのポイントや注意点をお伝えします。

 

また、ブラックカラーを選んでも失敗のない白髪染めも併せてご紹介します。メンズ白髪染めの色選びに迷われている方の参考になれば幸いです。

 

ヘアカラーでブラックに染める場合

ヘアカラーはメンズビゲンやルシードなど、ドラッグストアでもよく売られている一般的な白髪染めです。基本的には1剤と2剤の混合で化学反応させて髪を染めます。

 

ヘアカラーの特徴は、一度でしっかり希望どおりのカラーに染まることです。キューティクルを開いて、白髪だけでなく黒髪も脱色してから染料を発色させますので、黒であればしっかり黒、茶色であればしっかり茶色、パッケージや店頭の色見本と大きな差がなくきれいに染まります。

 

きれいに染まる反面、ヘアカラーの仕様上仕方のないことですが、黒く染まりすぎて不自然に見えてしまうことがあります。
真っ黒に染まってしまい、いかにも「白髪を染めました」といった色合いで、白髪の多い年代の男性であれば、かつらを被っているように見えてしまうこともあります。

 

芸能人の方でも、高齢の俳優さんで髪だけが黒々としている方がいますが、若々しく見える反面、どことなく頭だけが浮いたように違和感を感じさせることもあります。

 

若い男性であれば、真っ黒に染めてもそこまで違和感はありませんが、年代によっては髪の色と顔や雰囲気とバランスが悪くなることもありますので注意が必要です。

 

また、ヘアカラーで白髪染めを行う場合は、髪や頭皮へのダメージが避けられません。
アレルギーによる健康被害のリスクもありますので、パッチテストはしっかり行いましょう。

 

ヘアマニキュアでブラックに染める場合

男性向けにはあまり多くの商品は販売されていませんが、白髪染めには、ヘアカラーだけではなく、髪や頭皮にダメージを与えずに染められるヘアマニキュアタイプもあります。

 

ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントは、一度では完全に染まりきらず、数度の使用で希望のカラーに染めていきます。ヘアカラーと違い、脱色をしないため黒髪にはほとんど色が着かず、染まるのは白髪だけです。

 

そのためヘアマニキュアやヘアカラートリートメントで色を選ぶときは、元の黒髪部分の色合いに合わせることが大切です。
元の髪色が黒っぽいのに明るい茶色を選んでも、黒髪は元の髪色のままで白髪だけが明るい茶色に染まるため、髪全体で見ればまだらな状態になってしまいます。

 

黒髪部分の色合いにもよりますが、あまりに黒から外れた髪色でなければ、ブラックカラーで染めても、ほとんど違和感なく自然に馴染みます。私自身も髪色は真っ黒ではなく少し茶色がかった髪色ですが、ブラックカラーで染めても、違和感なくきれいに染まっています。

 

髪や頭皮を傷めることなく染められることができますので、ブラックで染める男性であれば、ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントで染めることをオススメします。

 

ヘアカラートリートメントであれば、トリートメント成分が配合されており、傷んだ髪の補修効果やボリュームアップ効果も期待できますので、白髪以外にも髪の悩みが増えてくる男性には特にオススメです。

利尻ヘアカラートリートメント

 

ブラックで染めるなら、ヘアカラートリートメントタイプの中でも色持ちが良くコスパの高い「利尻ヘアカラートリートメント」がオススメです。自然な色合いに染まりますので、ブラックでも地毛に馴染み違和感なく染められます。

 

無臭なので白髪染めの匂いを気にせず染められ、また、髪や頭皮を傷める添加物や染料を一切使わない無添加の白髪染めで、ダメージが気になる方や肌の弱い男性でも安心して使えます。

 

白髪が気になる年齢になると、多くの男性は髪の水分量が減ってきたり、ハリ・コシがなくなり髪のボリュームも減ってくる悩みが増えてきますが、保湿力の高い天然エキス・フコイダンや天然植物の髪補修成分が配合されており、髪の水分低下やボリュームダウンといった悩みにも対応しています。

 

 

写真では1回目から真っ黒に染まっているように見えますが、地毛で染めればもう少し薄めのカラーに染まります。

 

私自分の髪は真っ黒ではなく少しだけ茶色が入っていますので、当初ダークブラウンを選びましたが、使ってみるとブラックでも染めた部分が目立つことはなく馴染みが良かったです。

 

少し明るめの茶色髪の方であればダークブラウンでも良いと思いますが、ブラックはどんな男性にも使いやすいと思います。

 

 

利尻カラーシャンプー

 

ヘアカラートリートメントと同じ利尻シリーズから販売されている「利尻カラーシャンプー」もブラックカラーに染めるには使いやすいです。

 

利尻カラーシャンプーは、シャンプータイプの白髪染めで、普段浸かっているシャンプーに替えて使うだけで洗髪と白髪染めができてしまいます。

 

毎日のシャンプーで少しずつ髪に色がついていきますので、しっかり色がつくまでは数回使用する必要があり、ブラックカラーでも不自然な黒さに染まることはありません。

 

毎日少しずつ染め直しができていますので、生え際の白髪も目立つことがありません。

 

継続使用してもヘアカラーのような真っ黒に染まることはなく、本当に少しずつ自然に白髪が目立たなくなっていきますので、周りに髪を染めたと思われたくない方にも使いやすい白髪染めです。

 

 

1回目ではまだまだ薄い状態です。地毛で染めたときは1～2回の使用ではほとんど染まりを感じられませんでしたが、人毛では思ったよりも染まっています。ブラック（上）は黒というよりも少し緑色がかって見えます。

 

2週間の使用後はかなりきれいに染まっています。
ブラックは写真では少し濃い目に染まっているように見えますが、地毛で染めれば不自然な真っ黒さはなく、自然な感じで白髪が目立たなくなります。

 

誰にでも似合いそうな無難なブラックカラーですが、ヘアカラーを使ってブラックに染めるときは注意が必要です。染める方の年齢や雰囲気によっては、かつらをかぶっているような不自然な印象を与えてしまう場合もあります。

 

ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントであれば、ブラックでも不自然に染まることがありません。不自然な真っ黒に染めたくない方はヘアマニキュアやヘアカラートリートメントを選ぶと良いでしょう。

 

今回は、自然なブラックに染められる２つの白髪染めをご紹介しました。

 

利尻ヘアカラートリートメントは２週間に一度の染め直しが必要ですが、一度染めれば自然なブラックカラーを維持できます。あまりコストをかけずに白髪ケアをしたい男性にはヘアカラートリートメントタイプがオススメです。

 

利尻カラーシャンプーは、定期的な白髪染めは必要ありません。毎日シャンプーをするだけで白髪ケアができますので、白髪染めに手間をかけたくない男性にはシャンプータイプがオススメです。