ダイソーにも白髪染めがあるのをご存知ですか?
皆さん、百均のダイソーでも白髪染めを売っているのをご存知でしたか?
ダイソーにはよく行くという方でも、ヘアケアのコーナーは女性向けのアイテムが多いので、見かける機会は少ないかもしれません。
小型店舗には置いていない場合もあるようですが、実はダイソーにもいくつか白髪染めが販売されているのです。
今回は、身近で、しかも一つ100円と経済的に購入できるダイソーの白髪染めについて、どんな種類の商品があるのか、男性でも使いやすいのか、など詳しくご紹介します。
ダイソー 週に一度の白髪染め&トリートメント
【販売名】DカラーリングトリートメントP
【製造販売元】三宝商事株式会社
【タイプ】カラートリートメント
【容量】25g
【カラー】ソフトブラック,ダークブラウン,ブラウン
※これまでは箱に入っていましたが、ビニールのパッケージに仕様変更されています。
「ダイソー 週に一度の白髪染め&トリートメント」は、白髪染めと同時にトリートメントもできる、いわゆるカラートリートメントタイプの白髪染めです。
中に1回分使い捨てのパッケージが入っています。容量は25gでショートヘア1回分。
男性のショートヘアには少し多めですが、その分髪全体にたっぷり塗ることができます。
使用されている染料は、HC染料がメインで、成分表を見ると塩基性染料も少し配合されているようです。トリートメント成分として「ヘナエキス」や「ツバキ油」、その外にもいくつかの植物性の美容成分なども配合されています。
製造元は、ドラッグストアなどでも見かける「テンスター ヘナ カラートリートメント」を販売している三宝商事です。
ダイソー 白髪染めトリートメントの使い方
使い方は、一般的なカラートリートメントと一緒で、シャンプー後にタオルドライをしてから髪に塗っていきます。
素手でも使えますが、テクスチャーがかなり硬めなので、ブラシなどを使って伸ばしながら塗ったほうが髪全体にムラが出ず塗れます。
匂いは、表現しにくいですが女性用化粧品のクリームのような匂いがします。
刺激臭ではありませんので、塗っていてもあまり気になりませんが、流した後も少し匂いが残ります。
放置時間は15分。最近は5~10分の早染めタイプのカラートリートメントが主流になりつつありますので、15分は少し長めに感じます。
ダイソー 白髪染めトリートメントを使ってみて
肝心の染まり具合は、配合されている染料がほぼHC染料だけのためか、色の付き方はかなり弱めです。3回連続で染めてようやく少し髪色が変わってきました。髪質にもよるかもしれませんが少し赤みが強めに出ています。
さすがに100円の商品に贅沢なトリートメント成分を配合できませんので、トリートメント効果は一般的なカラートリートメントのようにはいきませんが、使った後に髪がきしむようなことは全然ありません。洗い流した後にリンスやコンディショナーを使わなくても髪はサラサラしています。
ジアミン系酸化染料やアルカリ剤など、髪や頭皮を傷める成分も入っていませんので、女性だけでなく、男性の方でも安心して使うことができます。
染まりが弱く色落ちも比較的早いので、カラートリートメントのお試しとしては良いかもしれませんが、継続的には使いにくい印象です。
(販売終了)ダイソー 白髪タッチ
【販売名】エバビレーナ 白髪タッチ
【製造販売元】サンパルコ株式会社
【タイプ】白髪隠し
【容量】8ml
【カラー】ブラック、ダークブラウン、ブラウン
「ダイソー 白髪タッチ」は、マスカラタイプの白髪染めです。白髪染めと言っても、普通の白髪染めのように一度染めたら数日間カラーが持続するタイプではなく、一時的に染まるタイプです。
出勤前にこめかみや髪の分け目など生え際に白髪が見つかったときなど、気になったとき気になった部分だけにさっと塗って白髪を隠すことができます。塗ったら数分で乾き、塗った後に洗い流しも不要です。
効果は一時的ですので、シャンプーをして洗い流せば色を落とすことができます。
マスカラタイプですが、変にダマになったりすることもありません。
濃いめのリキッドタイプなので、少し塗るだけでも液が広がりきれいに白髪を隠すことができます。反面、地肌にも着きやすいので少し慣れが必要かもしれません。
髪の厚みのある場所は塗りやすいですが、こめかみの生え際などは地肌に付着しやすく、髪の短い男性の場合は注意が必要です。地肌につくと少しヒリヒリします。また匂いが強めです。
ダイソー 白髪隠し
【販売名】エルファー 白髪隠しスティック
【製造販売元】サンパルコ株式会社
【タイプ】白髪隠し
【容量】4g
【カラー】ブラック、ダークブラウン、ブラウン
「ダイソー 白髪隠し」も白髪タッチと同じく、白髪隠しタイプの白髪染めです。こちらは、口紅タイプです。
使い方は白髪タッチと同じく、白髪の気になる場所に塗るだけ。効果は一時的でシャワーで洗い流せばすぐに色を落とすことができます。
白髪タッチに比べれば色のつき方は弱めです。地肌にも着色しにくいので、生え際に近い場所を塗るときは、白髪タッチよりもこの白髪隠しの方が使いやすく感じました。匂いはほとんどありません。
(販売終了)ダイソー ヘナ・カラートリートメントカラー
【販売名】ナチュラル ヘアカラートリートメントカラーK2
【タイプ】ヘナ・カラートリートメント
【容量】80g
【カラー】ナチュラルブラウン、ナチュラルオレンジ
ダイソーの白髪染めとして、長らく定番の商品でしたが、原材料のヘナの価格高騰により、2017年に販売終了しているようです。
100%天然植物性「ヘナ」を使った髪に優しい白髪染めです。100%ヘナの商品を普通に買うとかなり高いですが、ダイソーでは100円で買えることから、人気の高かった商品です。
ただ、私自身も一度試してみたことがありますが、ヘナは男性にはあまりおすすめしにくいと思っています。理由としては「手間がかかる」「匂いが苦手」「顔にベタベタつく」「きれいに黒系に染めるのが難しい」などなど。
準備にも手間がかかり、染める時間も長い。男性の短い髪には塗りにくく、顔にもベタベタとヘナが付いてしまう。漢方のような青ぐさい匂いもきつい。いざ染まってみたら赤っぽい色。と、使いこなすのが難しい印象しかありません。
男性の場合は、髪や頭皮は傷めたくないけれど、とにかく手間はかけずに染めたい、というニーズが強いと思いますので、ヘナはあまり合っていないのではないかと思います。
安くて便利なダイソーの白髪染め
いずれも100円の商品ですが、さすがにダイソーだけあって、しっかりした商品が置かれています。
「ダイソー白髪タッチ」や「ダイソー白髪隠し」などは、1本持っておくと、ちょっと白髪が気になったときにもすぐ塗れて便利です。
会社に一本置いていても良いと思います。
「ダイソー 週に一度の白髪染め&トリートメント」も悪い白髪染めではありませんが、最近は優秀なカラートリートメント商品が多く販売されていますので、安さのメリットはありますが、継続使用向けというよりはお試し向けといった印象です。
1回使い切りのパッケージになっているので、旅行などには使いやすいかもしれません。
価格も安く身近で購入できますので、気になるアイテムがあれば、是非試してみてください。
※「ダイソー 週に一度の白髪染め&トリートメント」と「ダイソー白髪タッチ」は、使用の48時間前からパッチテストが必要です。安全に使うためにもテストは忘れずに行いましょう。