- 他の場所に比べてこめかみに白髪が多い
- 白髪染めをしてもすぐにこめかみ白髪が目立ってくる
- こめかみにばかり白髪が集中しているけど病気じゃない?
こんなお悩みをお持ちの方は意外と多いようです。
私自身もこんな感じで、こめかみ周りはほかの場所と比べても白髪がかなり多く、鏡を見るたびにいつも気になっています。
ハサミを使って切ったりもするのですが、白髪の量が多く、あまり切り過ぎると髪自体がなくなってしまいそうになります。
白髪染めをしても、毛の短いこめかみ部分には染料がのりにくいため、あまりしっかり染まらず、また染めてもすぐ白髪が目立ってくるといった悩みもあります。
また、こめかみにばかり白髪が集中して生えていると、何か病気なのではないかと心配される方もおられるでしょう。
今回は、そんな厄介なこめかみ白髪について、原因や対策をご紹介します。併せて、こめかみなど生え際周りに使いやすい白髪染めもご紹介しますので参考にしてみてください。
気になる生え際やこめかみの白髪
白髪染めをしても日が経ってくると少しずつ白髪が目立ってきます。
染めた部分も毎日のシャンプーで少しずつ色落ちしてきますが、白髪がよく目立つのは新しく生えてくる、いわゆる生え際白髪です。
特にこめかみや耳周りの生え際白髪は人目にもつきやすく、また鏡を見るたびに自分でも気になってしまいます。
男性の場合は、後頭部や頭頂部に比べて、こめかみや耳周り、もみあげなど顔周りに白髪が目立ってくる方が多いようです。
ケアのしやすさという点では、自分で気付かないうちに後頭部に白髪が増えてくるよりも、気付いてケアできる顔周りの方がまだマシかもしれません。
とは言っても、目につきやすいこめかみや生え際の白髪は早めに何とかしたいもの。
まずは白髪がこめかみや耳など顔周りの生え際に集中して生えてくる理由を知った上で、どう白髪ケアをしていけば良いのか見ていきましょう。
こめかみ・生え際の白髪が目立つ理由
こめかみや耳周りの生え際に白髪が目立つのはなぜなのでしょうか。
病気を心配される方もおられますが、頭皮に違和感を感じたり、異常な生え方や抜け方をしているのでなければ、あまり心配する必要はありません。
こめかみに限らず、白髪が増えるのは加齢による頭皮の老化を要因とするものだけでなく、栄養不足や血行不良によりメラノサイトの働きが低下することも要因になります。
髪はメラノサイトで作られるメラニン色素によって色がつけられますが、栄養が不足したり、栄養をきちんと摂取していても血行不良で栄養が行き届けられないと、メラノサイトが正常に働かずメラニン色素を作り出せなくなります。
眼精疲労がこめかみ白髪の原因にも
頭皮には太い血管が通っておらず、毛細血管しか通っていません。そのため頭皮はもともと血行不良になりやすい場所です。
加えて、こめかみや耳周りには細かい神経細胞が多く通っているのですが、目からインプットされた情報を脳に伝達するため、目の周りの神経は一日中働き続けています。ただでさえ疲れやすい目を酷使していると、目の周りの筋肉が緊張し働きが低下してきます。
会社でのパソコン作業や通勤中のスマホなど一日中画面を見続け、普段から目を酷使している方の場合、眼精疲労を起こして、こめかみや耳周りの血流が悪化していることが多いのです。
その結果、こめかみや耳周りなど生え際への栄養が不足し、メラノサイトの働きを低下させ白髪を増やしやすくなってしまいます。
こめかみ・生え際の白髪を減らす方法
こめかみ・生え際の白髪を減らすためには、目を休めてあげることが大切です。
デスクワークで集中してパソコンを見続けていると、まばたきの回数も減り、眼精疲労の原因になります。
一定時間ごとに休憩を取って、目の周りを優しくマッサージをして筋肉を揉みほぐしたり、窓の外や遠くを見るなど、目の筋肉を休ませましょう。
休憩中は、ついスマホを手に取り見てしまいそうですが、そこはぐっと我慢しましょう。スマホを見てしまうと目を休めることにならなくなってしまいます。
自宅の場合は、ホットタオルも効果的です。
タオルを電子レンジで温めるか、市販のホットアイマスクを使って目に当てれば、目の疲れがとれ血流の循環を促してくれます。また体をほぐして気持ちをリラックスできれば、自律神経を整える効果も期待できます。
目を休めたりホットタオルで血行を促進したからと言って、すぐにこめかみや耳周りの生え際白髪がなくなるわけではありませんが、血行が改善され、頭皮へ栄養が行き届くようになれば、少しずつでも白髪の改善につながっていきます。
こめかみ白髪を抜くのは絶対にNG!
こめかみ白髪は鏡で見ても目につきやすく、ついつい抜きたくなってしまうものですが、白髪を抜くのは絶対にNGです。
白髪を抜いても、その毛穴から生えてくる髪はまた白髪になるため、根本的な解決にもなりません。
こめかみ白髪に限らず、髪を無理に抜くと頭皮の毛穴や毛細血管などを傷つけてしまう可能性もあります。
毛母細胞に繰り返しダメージを与え続けることで、その毛穴から髪の毛が生えてこなくなってしまうこともありますので、白髪を抜くのはやめましょう。
こめかみ白髪が気になったときは、数が少なければハサミで根元からカットするのがおすすめ。白髪の量が多いようであれば白髪染めを使って白髪ケアをしましょう。
こめかみや生え際の白髪に使いやすい白髪染め
こめかみやもみあげなど耳周りの生え際はどうしても白髪が目立ちやすい場所です。
特に男性は耳を出した短髪のヘアスタイルが多いので、髪が伸びてくれば、生え際白髪がすぐに目立ってしまいます。
全体染めをするほどではないけれど、早めに目立ってくる生え際白髪を染めてケアしたいこともよくあると思います。
そんなときに使いやすい白髪染めを2種類ご紹介します。
- 【白髪隠し】応急処置的にこめかみ白髪を隠すことができる
- 【白髪染めシャンプー】毎日のシャンプーだけでこめかみ白髪をケア
タッチペンタイプの白髪隠し
一つは「タッチペンタイプの白髪隠し」です。
タッチペンタイプの白髪隠しは、ペンでなでるように白髪の部分に塗るだけで簡単にこめかみ白髪を隠すことができます。塗った後はシャワーで洗い流す必要もありません。
こめかみなどの生え際や分け目の白髪など、目立つ部分にだけ使えば良いので、全体を染めるような面倒な作業は一切必要ありません。
出勤前に鏡を見て白髪が見つかったときにも手軽に塗ることができます。携帯できるタイプが多いので、会社に持っていき、使いたいときにさっと取り出して白髪を隠すこともできます。
髪が短い男性が白髪隠しを選ぶときは、少しテクスチャーが硬めのクリームタイプを選んだほうが使いやすいです。液体タイプもありますが、短い髪の生え際に塗ろうとすると地肌に液だれしやすいので、液だれしにくいクリームタイプを選ぶと失敗を減らすことができます。
ただし、白髪隠しは手軽に白髪を目立たなくできる反面、効果は持続しません。一時的に髪に色をつけているだけなので、夜シャンプーをすればすぐに色は落ちてしまいます。
あくまでも応急処置ですので、根本的な解決はできませんが、部分的に白髪が生えている方や、白髪の量がまだ多くない方には使いやすい白髪染めです。
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白髪染めシャンプー
もう一つは「白髪染めシャンプー」です。
こめかみ白髪を染めるのであれば、この白髪染めシャンプーが一番の解決策です。
シャンプータイプの白髪染めで、いつも使っているシャンプーに替えて使うだけで、髪を洗いながら白髪染めもできる優れものです。
白髪染めシャンプーは泡で髪を包みこむことで髪に染色する仕組みです。普通の白髪染めでは、こめかみのように毛の短い場所に染料をのせるのは難しいですが、白髪染めシャンプーであれば、よく泡立てて洗うだけで毛の短い場所も他の場所と同じようにきれいに染めることができます。
また、基本的にシャンプーは毎日使うものです。そのため、新しく生えてくる白髪も毎日ケアできるため、生え際の白髪が目立ってくることもありません。
普段通りシャンプーをするだけで、白髪ケアができ生え際白髪も目立ってこないので、定期的な染め直しを面倒に感じている男性には非常に使いやすい白髪染めです。ほとんど白髪染めをしている認識もなく使うことができます。
白髪染めシャンプーを使えば、定期的な白髪染めから解放されて本当に楽になります。
こめかみや耳周りの生え際白髪が気になる方だけでなく、白髪染めの手間を省きたい方にもおすすめです。
▼実際に使ってみて良かった「利尻カラーシャンプー」のレビューもご参考に。
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