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白髪を予防・改善するために有効な栄養成分

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白髪を予防・改善するために有効な栄養成分

白髪は加齢が全ての要因ではなく、ストレスや喫煙、慢性的な睡眠不足などの不規則な生活や偏った食生活なども要因になります。
生活習慣の乱れなどにより髪に色をつけるメラノサイトの機能が低下してしまうと、うまくメラニン色素を作り出すことができなくなり白髪が生えてきます。

 

白髪の予防や改善には、機能が低下したメラノサイトの働きを活性化させることがとても重要です。そしてこのメラノサイトはいくつかの栄養素と密接に関係しているため生活習慣を見直したりバランスの良い食事に気をつけながら、必要な栄養素を積極的に摂取することで白髪の予防や改善につながります。

 

白髪を予防・改善するために必要な成分、メラノサイトの働きを活性化させるために必要な成分をご紹介しますので、毎日の食生活の参考にしてください。

 

白髪を改善するために密接に関係している成分

  • 髪の主成分 : ケラチン(タンパク質)
  • メラニン色素の材料となる成分 : チロシン
  • 髪の合成に作用する成分 : 亜鉛、ビオチン、パントテン酸、L-リジン、セサミン、銅
  • 細胞の成長・代謝に作用する成分 : オルニチン、アルギニン、ヨウ素(ヨード)
  • 血行促進に作用する成分 : 鉄、ビタミンC
  • 抗酸化作用がある成分 : ポリフェノール、ビタミンE

各成分の髪への働き方

髪の主成分

ケラチン(タンパク質)

ケラチンは、爪や皮膚の角質層を形成する成分でもあり、複数のアミノ酸が結合してできたタンパク質の総称です。ケラチンの中には体内で合成されないアミノ酸もあり、食事で必要な栄養を摂取しないと、髪の原料となるアミノ酸が不足し白髪の発生要因になってしまいます。

主な食べ物 : 肉、魚、大豆、牛乳、玉子、など

 

メラニン色素の材料となる成分

チロシン

チロシンは非必須アミノ酸の一種で、髪の毛や皮膚を黒くする色素であるメラニン色素の原料となります。チロシンが不足するとメラニン色素の生成が行なわれず白髪の発生要因になります。

主な食べ物 : チーズ、バナナ、リンゴ、アボカド、など

 

髪の合成に作用する成分

亜鉛

たんぱく質の合成に使われ代謝を促します。必須ミネラル16種に含まれている亜鉛は、体内で作り出すことができないため食事から摂取する必要があり、不足すると、白髪だけでなく爪や皮膚の異常や味覚障害・免疫力の低下など様々な症状を引き起こします。

主な食べ物 : 牡蠣、牛肉・豚のレバー、ナッツ、チーズ、など

 

ビオチン

皮膚や髪の健康を維持して発毛や育毛を促進したり、肌や髪の健康を保つために欠かせない成分です。ビオチンが不足すると髪の毛などをうまく作ることができず、肌荒れを起こしたり、白髪や抜け毛が増えるなどしてしまいます。

主な食べ物 : 鶏・牛・豚のレバー、納豆、卵、ほうれん草、など

 

パントテン酸

髪の主成分であるケラチンの代謝を促進させます。また、動脈硬化を予防したり、抗ストレス効果や皮膚や髪の健康維持を助ける働きもあります。不足すると、白髪だけでなく、成長障害や手足のしびれ、免疫力の低下などの原因になります。

主な食べ物 : 鶏・牛・豚のレバー、納豆、たらこ、うなぎ、卵、など

 

L-リジン

髪を作るために必要なケラチンとアミノ酸を作り出し、タンパク質を効率よく摂取できるように働いたり、髪の健康を保つ働きもします。L-リジンには発毛効果があり男性脱毛症の改善に有効であるとされるため育毛剤の成分としても注目されています。

主な食べ物 : 納豆などの大豆製品や肉類全般、サンマ・アジ、卵、牛乳、チーズ、など

 

セサミン

セサミンはゴマの種子に含まれるゴマリグナンという抗酸化物質の一種で、メラニン色素の生成をサポートします。他にも肝臓の機能を高めたり、コレステロールの値や血圧を正常に保つように働き、ガンの予防、アンチエイジング効果も期待できる成分です。

主な食べ物 : ゴマ、ゴマ油、など

 

銅は赤血球の形成を助け、チロシナーゼの働きを活性化させます。髪や肌の健康を保つ効果以外にも活性酸素の除去や免疫力を高める、貧血の予防などにも効果があります。体内では作り出すことが出来ない必須ミネラルなので食事から摂取することが必要です。

主な食べ物 : 牛レバー、海老、タコ、牛レバー、ナッツ、納豆、など

 

細胞の成長・代謝に作用する成分

ヨウ素(ヨード)

ヨウ素には細胞の成長や代謝を促進する作用があり、メラノサイトの働きを活性化する働きがあります。日本人は通常の食事で摂取できており、不足していることはあまりないようです。

主な食べ物 : コンブ、ヒジキ、ワカメ、バター、鶏肉、イワシ、サバ、など

 

オルニチン

アミノ酸の一種であるオルニチンは、成長ホルモンの分泌を促進させます。また、肝臓の働きを助けたり、新陳代謝を活発にして免疫力を高めることで、疲労回復にも効果があります。

主な食べ物 : しじみ、本しめじ、えのき、キハダマグロ、ヒラメ、チーズ、など

 

アルギニン

アルギニンはたんぱく質を構成するアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促進させたり、アンモニアの解毒や血管の拡張による血流改善効果があります。他にも免疫力を高め、筋肉や骨格の成長を促進させたり疲労回復などにも効果があります。

主な食べ物 : 大豆、キハダマグロ、卵、うなぎ、にんにく、など

 

血行促進に作用する成分

髪に栄養を運び、赤血球を作るのに必要な成分です。鉄が不足し貧血になると血液が十分に酸素を運べず体が酸素不足になり、立ちくらみや疲れやすい、髪が抜けたり白髪が出るといった症状が出ます。体内では作ることができないので食事からの摂取が必要です。

主な食べ物 : 鶏や豚のレバー、牛もも肉、ヒジキ、しじみ、あさり、卵、小松菜、など

 

ビタミンC

ビタミンC=美肌というイメージのビタミンCですが、血中コレステロールの代謝促進や血管の健康を保ち血行を促進する効果があります。他にも鉄の吸収を助け、血液をサラサラしたり、コラーゲン産生促進作用や抗酸化作用もあります。

主な食べ物 : アセロラ、キウイ、レモン、パプリカ、など

 

抗酸化作用がある成分

ポリフェノール

植物が自身を活性酸素から守るために作り出す渋みや苦みの成分であるポリフェノールには、強い抗酸化作用があり老化を防ぐことができます。脂肪燃焼や血流の改善、血管を守り血流を改善する、血液をサラサラにするなどの生活習慣病の予防にも効果があります。

主な食べ物 : ブルーベリー、ぶどう、赤ワイン、コーヒー、緑茶、など

 

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性ビタミンのひとつ。抗酸化作用があり、過剰に発生した活性酸素がメラノサイトの働きを低下させることを防ぐ効果が期待出来ます。また、血管を広げる作用もあり、血管を広げることでより多く血液を頭皮に送り、髪の成長に必要な栄養素を届けるサポートを行います。

主な食べ物 : アーモンドなどのナッツ類、ほうれん草、うなぎ、たらこ、など

 

特にL-リジンや必須ミネラルである亜鉛はタンパク質の合成や人間の生命維持に必要不可欠なうえ、体内で作ることができず、ミネラルの中でも不足しがちな栄養素であるため、白髪の予防や改善を期待する方以外でも意識的に摂取をしたい成分でもあります。

 

これらの成分を過不足なく毎日食事で摂取するにはカロリーや手間を考えてもなかなか難しいのではないでしょうか。
サプリメントもうまく活用しながら必要な栄養を摂りたいものです。

 

サプリメントは薬ではないため即効性は期待できませんが、必要な栄養素が配合されており、継続して飲み続けることで効果が少しずつ現れてきます。

 

今ある白髪は白髪染めでケアしながら、生活習慣や食生活を見直しながら、サプリメントで食事からだけでは十分に摂れない成分を補給するのが白髪改善や予防の近道です。

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