『白ごま油うがい』をご存知でしょうか？
いま、白ごま油を使ってうがいをするだけで白髪予防ができると話題になっています。

 

白ごま油とは普段料理などに使う香ばしい香りのゴマ油とは違って、生のごまをそのまま圧縮し精製した透明無味無臭の“太白ごま油”と呼ばれているものです。

 

この“太白ごま油”を加熱処理（キュアリングと言います）したものを使って、1日1回うがいをするのが『白ごま油うがい』です。

 

白ごま油はキュアリングをすることで、老化を促進させる活性酸素を除去する強力な抗酸化作用を持つセサミンやセサモールを生成し、その成分を酸化しにくくすることでさらにうがいの効果を高めてくれます。

 

うがいをするだけで白髪予防に効果がある白ごま油うがい、早速詳しく見ていきましょう。

この白ごま油うがい、由来はインドの伝統医学であるアーユルヴェーダからきています。

 

日本人にとってうがいは水やうがい薬を使うのが一般的で、油でうがいをするのは少し抵抗を感じますが、アーユルヴェーダの本場インドの伝統医学ではごま油うがいが普通です。

 

アーユルヴェーダでは、白ごま油は代謝や免疫力を高める働きを持ち、若返りやアンチエイジングに繋がるとされているため、この白ごま油うがいはエイジングケア方法の一つとされています。また白ごま油はうがいだけではなくマッサージオイルとしてもよく使われています。

 

白ごま油に含まれている“ゴマグリナン”には老化を促進させる活性酸素を抑える働きがあることから、積極的に摂取し続けることで白髪予防をはじめさまざまな健康効果が期待できます。

 

舌の裏は体の中でも吸収率が良い場所ですので、ごま油を口に含むことで効率良くゴマリグナンを体に吸収することができ白髪予防に繋がるのです。

用意するもの

• 太白ごま油（一般的なスーパーで入手できます）
• 鍋
• 料理用温度計
• ふきん（水で濡らしておきます）
• 保存容器（出来れば口の大きなもの）

 

うがい用の白ごま油の作り方

 

①白ごま油を鍋に入れます

 

②料理用の温度計で90℃～100℃程までになるまで弱火にかけます

 

③100℃近くになったら火から下ろし、濡れたふきんの上に鍋を置き冷まします

 

④冷めたら清潔な保存容器に移して密閉し、冷暗所で保存します

 

 

白ごま油うがいのやり方

 

１）白ごま油を大匙1杯程度口に含みます。
２）上を向いた状態で30秒間ガラガラうがいをします。
３）次に正面を向いた状態で舌の裏側や歯茎にも白ごま油がまんべんなくいきわたるよう30秒間うがいをします。
４）白ごま油をティッシュペーパーなどに吐き出します。
※最初は口をすすいでも良いですが、慣れればそのままの方が効果が高まります

 

アーユルヴェーダの考え方では、朝6時～10時と夜の16時～18時頃が最も効果が出やすい時間帯とされているようですが、普段勤めに出ている方には難しい時間帯です。

 

朝出勤前にできる方は朝に、朝が難しいようであれば無理せず夕食後など可能な時間帯でも問題ありません。続けることが重要ですので、無理なく出来る時間帯にやってみましょう。

白ごま油うがいには、白髪予防だけではなく、それ以外にもさまざまな健康効果や美容効果があるとされています。

 

• 抜け毛や薄毛、フケの予防効果
• 花粉症予防
• インフルエンザ予防
• 風邪予防
• デトックス効果
• アンチエイジング効果
• 口内トラブルの改善
• 喉の保湿効果
• ストレス緩和効果
• 視力・聴力の回復

 

一例を挙げただけでもこれだけのものがあります。まさに万能薬と言えそうです。
白髪男性の多くは年齢的にも髪の悩みを多く持っており、うがいをするだけで抜け毛や薄毛の予防効果があるのは特にうれしいところです。育毛剤や発毛剤は価格も高いので、うがいで少しでも薄毛が改善されるならば費用の節約にもなります。

 

いいことずくめの白ごま油うがい、さっそく実践してみてはいかがでしょうか？
※ただし、ごまアレルギーの心配がある場合は注意が必要です。