利尻カラークリームとヘアカラートリートメント
サスティの利尻白髪染めシリーズから販売されている「利尻カラークリーム」と「利尻ヘアカラートリートメント」。
どちらも髪や頭皮を傷めずに染められる白髪染めとして共通点も多いのですが、それぞれに特徴があり、使い方も変わってきます。
単純に言えば、「利尻カラークリーム」はヘアマニキュア白髪染めで、「利尻ヘアカラートリートメント」はトリートメント替わりに使える白髪染めです。
どちらも品質が高く、人気の白髪染めですが、似たタイプの白髪染めなので、どちらが自分に合っているのか迷う方も多いと思います。
今回は、「利尻カラークリーム」と「利尻ヘアカラートリートメント」の特徴や実際の染まり具合、使い方などをご紹介するとともに、男性目線でそれぞれどんな方に合っている白髪染めなのかご紹介します。
ちなみに、女性向けの商品に見えますが、男女共通で使えます。髪の悩みの増えてきた男性にもおすすめの白髪染めですので、是非白髪染め選びの参考にしてください。
利尻カラークリームの特徴
髪や地肌を傷めず染められ、手間はかかるが染まり重視の白髪染め
「利尻カラークリーム」は、ヘアマニキュアタイプの白髪染めです。
使われている染料は、酸性染料と植物染料。この酸性染料は髪のタンパク質との親和性が高く、髪を染める力はとても強いものの、髪と同じくタンパク質でできている肌も一緒に染めてしまうという困った特徴があります。
そのため、素手で使うことはできず、染めるときには手袋をしてブラシやコームを使います。生え際や襟足に保護クリームを塗るなど準備も必要になります。
ほかにも、染料を地肌に付着させずに髪の根元まで塗るのが難しいなど取扱には少し面倒な面がありますが、その手間の分色持ちは長めです。一度染めれば、2週間から3週間くらいはカラーが持続します。
利尻シリーズは「無臭」が売りですが、このカラークリームだけはフローラルの香りが付けられ、やや薬品のような匂いが気になります。
利尻カラークリームのメリット
- 一度の使用で白髪を隠すことができる
- 色持ちがよく2週間から3週間ほどカラーが持続
- 髪や頭皮に負担をかけずに白髪を染められる
利尻カラークリームのデメリット
- 指や地肌に付着しないように準備が必要
- 地肌近くが塗りにくく生え際に染め残しが出やすい
- 薬品のような匂いが少し気になる
▼実際に使った感想も参考にしてください
関連ページ:利尻カラークリーム使用レビュー
利尻シリーズから新たに発売されたヘアマニキュアタイプの白髪染め。ヘアマニキュアは染まりは良いものの地肌や手への色素沈着など、なにかと扱いが難しい印象ですが、利尻カラー...
利尻ヘアカラートリートメントの特徴
髪のトリートメントもできて、手間いらずでそこそこ染まる白髪染め
「利尻ヘアカラートリートメント」は、トリートメントタイプの白髪染めで、シャンプー後にトリートメント替わりに使います。
シャンプーをしてタオルドライで軽く水気を切ったら、素手のまま手に取って、髪全体に塗り10分ほど放置して洗い流すだけです。
地肌に付着しても洗い流せば沈着してしまうこともないので、生え際までしっかり染められます。
色持ちは「利尻カラークリーム」には及びませんが、トリートメントタイプの中では色持ちはかなり良い方で、実測で1週間~2週間程度。
トリートメント成分が豊富に配合されており、白髪染めと同時に、髪のダメージ補修ケア用品としての役割もあります。
利尻ヘアカラートリートメントのメリット
- トリートメント替わりに使えて手間が少ない
- 比較的色持ちがよく1週間から2週間ほどカラーが持続
- トリートメント効果が高く髪のコンディションが整えられる
利尻ヘアカラートリートメントのデメリット
- 定カラークリームに比べると染め直しの頻度が高くなる
- シャンプーをするたびに少しずつ色が落ちてくる
- 染料が濃いため爪の隙間に入ると落とすのがやや手間
▼実際に使った感想も参考にしてください
関連ページ:利尻ヘアカラートリートメント使用レビュー
ミネラル分豊富な北海道利尻島産の天然利尻昆布を使用した無添加の利尻ヘアカラートリートメントは、白髪用ヘアカラートリートメントブランドシェア2021年で全国1位にも選ばれた...
利尻カラークリームとトリートメントの染まり方
「利尻カラークリーム」と「利尻ヘアカラートリートメント」の実際の染まり具合が分かりやすいように、美容院で使われている人毛サンプルを使って染め比べをしています。
比較したカラーはどちらもブラックです。
利尻カラークリームと利尻ヘアカラートリートメントと染まり方を比較してみました。
(左:利尻カラークリーム、右:利尻ヘアカラートリートメント)
どちらもきれいに染まっており、微妙な違いになりますが、左の利尻カラークリームの少しアッシュ系の青みが強く発色しています。
正攻法で白髪を目立たなくするなら「利尻ヘアカラートリートメント」、ちょっとオシャレな色味で白髪を目立たなくするなら「利尻カラークリーム」といった使い分けも良さそうです。
利尻カラークリームとトリートメントの使い方
タイプは近いのですが、使われている染料の違いから、使い方も全然違ってきます。
利尻カラークリームの使い方
利尻カラークリームは乾いた髪専用です。
- 付属の保護クリームを生え際や耳周りに塗り、手袋を装着する
- 付属のクイックコーム(ブラシ)にクリームをのせる
- 頭皮に付着しないように注意しながら、髪全体をとかしながら塗る
- 根元用コームを使って、生え際や髪の根元に重ね塗りする
- 10分ほど放置したら、洗い残しのないようしっかりすすぐ
利尻ヘアカラートリートメントの使い方
利尻ヘアカラートリートメントは乾いた髪でも濡れた髪でも使えます。
- 髪と頭皮をシャンプーで洗ったあと髪の水気をとる
- トリートメントを手に取り、髪全体に万遍なく塗る
- 10分ほど放置したら、洗い残しのないようしっかりすすぐ
カラークリームとトリートメント、どちらがおすすめ?
それぞれの特徴や染まり具合を踏まえて、実際に白髪を染めるならどちらが使いやすいのでしょうか。
また、どちらの方が自分に合っているのでしょうか。
「利尻カラークリーム」と「利尻ヘアカラートリートメント」の特徴や違いを一覧にしていますので、一覧を見ながら自分にはどちらが合っているのか確認してみてください。
利尻昆布の白髪染めを比較
比較項目 | カラークリーム | トリートメント |
タイプ | ヘアマニキュア | カラートリートメント |
手で染められる | 手袋の着用が必要 | 直接手で染められる |
匂い | フローラルの香り | 無臭 |
頭皮の刺激 | 刺激なし | 刺激なし |
放置時間 | 5~10分 | 5~10分 |
生え際の染まり | 生え際は染めにくい | 生え際まで染められる |
染まり | 一度でしっかり染まる | 一度で染まる |
色持ち | 2週間~3週間 | 1週間~2週間 |
髪へのダメージ | ダメージなし | ダメージなし |
価格 | 3,850円 | 3,300円 |
お試し価格 | 2,750円 (1,100円オフ) | 2,200円 (1,100円オフ) |
容量 | 170g | 200g |
トリートメント効果 | 効果は限定的 | 効果が高い |
カラー | どちらも4色
●ライトブラウン ●ナチュラルブラウン ●ダークブラウン ●ブラック |
利尻カラークリームはこんな男性にオススメ
- 多少手間をかけてでもしっかり色持ちさせたい
- 髪や頭皮にダメージを与えずに白髪染めをしたい
- 髪のトリートメント効果はあまり求めていない
準備が必要であったり使い方が面倒など、手間は多いですが、その分白髪はしっかり染まり、カラーの持続が長い点でアドバンテージがあります。
ドラッグストアなどで市販されているヘアカラーのように髪や地肌にダメージを与える心配がなく、アレルギーリスクも低いので、安心して使い続けることができます。
髪や頭皮にダメージを与える心配をせずに、色持ちの長い白髪染めをお探しの男性におすすめです。
\しっかり染めたい方におすすめ/
利尻ヘアカラートリートメントはこんな男性にオススメ
- あまり白髪染めに手間や時間をかけたくない
- あまりコストをかけずに白髪ケアを続けたい
- トリートメント効果も期待できる白髪染めを使いたい
手間をかけずに手軽に白髪染めをしたい男性には「利尻ヘアカラートリートメント」が使いやすいです。
髪の短い男性の場合は使用する量も少なく、色持ちもわりとよいので、あまりコストをかけずに白髪ケアを続けることができるメリットもあります。
トリートメント効果も高く、白髪以外にも髪の悩みが増えてきている男性には、カラークリームよりもこちらがおすすめです。
\手間なく染めたい方におすすめ/
▼カラーシャンプーとの違いはこちらの記事を参考にどうぞ。
関連ページ:利尻白髪染め トリートメントとシャンプーの違い
「利尻ヘアカラートリートメント」と「利尻カラーシャンプー」は実際の使い勝手や染まり方には大きな違いがあります。特徴や染まり具合、どんな男性に合っているのかご紹介し...