白髪染め・ヘアカラーに関する用語辞典 タ・ナ行
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褪色(たいしょく)
ヘアーカラーリングや白髪染めをした後に、時間が経過するとともにカラーが色落ちして変色すること。
チロシナーゼ
酵素の一種で、メラノサイト内でチロシンに作用することでメラニン生成を引き起こす働きがあります。
チロシン
アミノ酸の一種で、メラノサイト内でチロシナーゼという酵素と結びつくことでメラニン色素に変化し、髪の色を黒くする働きがあります。
ツータッチカラー
新しく生えてきた部分とすでに染めている部分をそれぞれ違ったカラー剤を使用することで、髪全体に色ムラが出ないように仕上げること。 ⇔ ワンタッチカラー
トーン
髪の明度(明るさ・暗さ)と彩度(鮮やかさ)を合わせ数値化したもの。レベルとも言います。
一般的なトーンごとの色合いは以下の通りです。
・5~6トーン:自然な黒髪、標準的な地毛
・7~8トーン:自然な栗色
・9~10トーン:かなり明るい茶色
・11~12トーン:金髪に近い明るい茶色
・13~14トーン:きついブリーチ状態
2剤式ヘアカラー
染毛剤は、大きく分けると永久染毛剤である酸化染毛剤と非酸化染毛剤、脱色剤、脱染剤の4種類になります。
この種類のうち、2剤を混ぜ合わせて使用するのは、酸化染毛剤と脱色剤、脱染剤ですが、2剤式ヘアカラーというのは一般的に酸化染毛剤のことを現します。
酸化染毛剤は、基剤に酸化染料とアルカリ剤を混ぜた1剤と、過酸化水素水を混ぜた2剤でカラーリングします。
これらの薬剤は、メラニンを分解して髪を脱色すると同時に、キューティクルを開いて染料を浸透させ、髪の内部で分子量を大きくするという働きを持っています。
そのため、色持ちがよく、黒い髪でも明るく出来たり、白髪でも綺麗に色を染めることが出来るという特徴を持っています。
刺激が強いため、頭皮トラブルが起こるリスクも高いので、使用をする前には必ずパッチテストが必要になります。
ノンジアミン
ジアミン系薬剤(パラフェニレンジアミンやパラトルエンジアミン、パラアミノフェノール)を含まないこと
⇒ 白髪染めで頭皮がかゆい!かぶれないノンジアミンの白髪染め特集
